965.あなたにとってのお気に入りの物は何?
大切なもの…というと、家族だったり、友達だったり…、そんな大切な人たちとすごす時間だったり、物ではなくなってしまうことが多いですよね。
まあ、最近は物欲のない人も多くなってきてるようですが、本当に生活に必要なものはごくわずか…。
先日もお話してましたが、スマホさえあればなんとかなるかあ〜、と思ってしまうほどです。
そうした必要な「物」含め、大切なものは結構限られてきます。
しかし、本当に大切なことは見えない…といいます。
それは、気付かない、気にならない思いやりや愛情かもしれませんし、安心感…大事にされているとか守られているとか、何も不安がなくぐっすり眠れるとか…。
よく、政治家や行政が声高に、安全安心とか、弱者に寄り添うとか言ってますが、どうも胡散臭く思えてなりません。
ACジャパンとか…最近某TV局の不祥事でよく見るやつですが、それをどんな人がどのように見るのか、想像が欠如していると思えるようなものも多々あります。
人にはその人それぞれの個別の事情や環境があって、それは唯一無二のもので、他人と共有したり、寄り添われたりしても気持ち悪いだけ…!
本当に大切なこと、必要なものは、あなたにしかわからないし、あなた自身も気づいていないかもしれない…。
何が言いたいのかと言うと、大事なことに気づくために、ものを大切にしたり、時間を大事にしたり、好きなものを集めたり、好きなことに一生懸命打ち込んだり、大切な人とできる限り一緒にいたり、お気に入りのものを見つけたり…。
そうして毎日を彩る環境を作っていくのですよね。
でも、お気に入りのものでも、壊れたり無くしたり…、やはりモノはずっと手元にあるわけではありません。
えー!壊れても、ずっと持ってるって?
それができるのは余裕があるからですよね。
まあ、カメラくらいなら、壊れてもお気に入りはずっと持ってることもできるかもしれませんが、車とかでは難しいですよね。
お気に入りって…なんでしょうね?
XXだけど好き…、と語れるものなら、結構お気に入りに近いかも。
以前の記事ですが、ケド派はそのものがお気に入りでないといけません。
壊れて役に立たないケド…、捨てられないんだよね…、といったものはやはりお気に入りですよね。
なにかの思い入れや、思い出、記憶などがそのものに宿っている。
ずっと持っていようと思っても、いずれはどこかに行ってしまったり、忘れてしまうかもしれません。
そうした思い入れのあるものも、出会いと別れはあるものなのです。
まあ、いろんなものに出会いましょう。
そしてそれらはお気に入りになるかもしれない…物や人…そして経験。
そうしたことに出会うことを、やめないことだと思いますね。
お気に入りが見つかれば、大事なこと、大切なもの、そしてかけがえのない、唯一無二なものが残っていくことでしょう。
えっ!?
今日はいったい何の話かって?
お気に入り…は、何ですか?ですよ!
隣のお父さんは10年乗った車が壊れたからそろそろ買い替えとか言うけど、OyZはお気に入りの車なら壊れても修理できるなら乗り続ける…。
10年前に買ったカメラだけど、スペックはしょぼくて反応も遅いけど、手に馴染んで扱いやすいし、お気に入りのフィルムシミュレーションもできるからまた持って出かけてしまう。
いくら古くても、壊れてしまっても、お気に入りのものは修理したりカスタマイズして、使える限り使い続ける。
古くてまた壊れそうだけど、だからこそ大事に丁寧に使ってあげて、壊れそうな兆候も匂いや手触りで感じるとか、わかるようになってくる。
壊れるかもしれない…って、結構楽しいアクシデントと思うようになってしまって、壊れた時にどう切り抜けるかが腕の見せ所…!
そして、新しいものより、やっぱり古いほうがいいと思うところがあるのですよね。
いま、世界は怒涛のごとく動いていると感じるのですが、お気に入りの国、日本という国もかなりポンコツになってきているのではないの?
道路の真ん中に大穴が開くような事故が起きたり、ヒコーキがぶつかる事故も後を絶たない。
ドクターイエローが引退して、カメラで撮った写真をAIで分析して不具合をみつけるというけど、大きな事故が起こらなければいいけど…
大事にしたいのは、手触りや五感で感じること。
神は細部に宿る…といいますが、これは日本には八百万の神がいるからこそ。
カメラであれ、車であれ、機械に限らず、すべての身の回りのものにお気に入りがあれば、そこには気づかいが生まれ、神が宿り、何かあっても救ってくれる。
そうした感や経験も、大事にしたい大切なものと思うのですよね。
そしてもう一度、お気に入りはなに?
身の周りのすべてのもの…と言えれば、満ち足りた幸せな気分になりませんか?
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