TIPS.964 本当に必要なこと

964.前回の記事でpovoというスマホプランの話をしましたが、ちょっと情報不足という指摘があり、追加説明しておきます。
povo2.0 というのが正式な今のプラン名のようですが、トッピングしない完全無料で使える状態は、電話機能と低速ネット通信です。
低速はおおよそ128kbpsとサイトには記載されていますが、実際には50kbps〜100kbps程度でしょう。
バースト機能はありません。
この速度では、アプリがまともに使える速度ではなく、テキストメールがやっと見られるか…という程度で、LINEとかもアプリが開くまで1分以上かかってしまうといった感じです。
ですので、OyZがSpotifyは使えると言ったのは、一定の条件が必要になります。

まずは、アンテナはフルに立っていること。
安定した通信が確保されていることが前提です。
さらに、Wifiがあって、いざというときには高速通信が使えること。
どうしてもアプリの読み込みとかができない時や、再生が始まらない時は、Wifi繋いで安定するでそのまま使います。
そのスマホは必要最小限なアプリのみインストールし、他のアプリのバックグラウンド起動を停止し、ネットワークアクセスしないようにします。
安定して再生が始まればWifiから離脱してもそのままほぼ継続できるはずです。
ほぼ…と書きましたが、やはりお昼時や夕方など、ネットが混んできたときはプツっと切れることがあります。
その時は、CMでも流れてるんだろうと、気にしない…ことです。
あくまでBGMですからね…!

Wifiあるんだったら、別にそんな使い方しなくていいだろう…と、突っ込まれるかもしれませんが、OyZのWifiはモバイルテザリングなのです。
結構、長期で家にいないことが多かったり、多拠点生活になったりで、自宅の固定回線は廃止しました。
SpotifyでBGM流すだけで毎月数G使いますので、それがテザリングのギガ消費せず、ほぼ無料で使えてることになります。
まあ、色々なスマホプランを試し、最近の5G通信の恩恵や、仕事用スマホ含め多数回線が使える状況をフル活用し、コスパの最適化をしてます。
スマホプランはスマホを使うことだけを考えるのではなく、自宅のネット環境やそのネットで何をするのかをちゃんと考えたうえで契約しないと、アレもコレもではとんでもない料金になってしまいます。
結局通信料も下がったようで、トータルコストは大して変わってませんからね。

スマホの話はさておき、カメラに何が必要か…ですが、究極のカメラは写ルンですではないでしょうか?
レンズとシャッターが付いたフィルムですね。
まだ販売されてます…、というより、結構売れてます。
でも、以前と比べるととても高く、税込み3000円ほどします。
さらに、現像、プリントすれば2500円程かかりますので、写真として手に入れるまでに5500円とかになってしまいます。
まあ、ナンチャッテで良ければ、やすい中華デジカメは5000円ほどで買えてしまいますので、写ルンです買う人は写ルンですが欲しい人ですよね。
ISO400、シャッター速度1/140、絞り10、レンズは32mm単玉固定、焦点範囲1m〜∞、フイルムですので、フォーマットはフルサイズです!
富士フィルムのサイトで、スマホとに比較写真も掲載されてますので、ご覧になってください。
フィルムのちょっとレトロっぽい色味が出てますし、粒子感がいい感じです。

掲載されているような写真が撮りたいのなら、これで必要十分なんですよね。
どんな写真が撮りたいのかで、必要な機能は変わってくるということです。
ところが、あんまりどんな写真を撮るのかをイメージできてからカメラを買う人は少ないのですよね。
と言うか、イメージがあっても、それ以上に高いスペックのほうがいいと思ってしまう。
画素数は多いほうがいい…、連写速度は早い方が良い…、動画も4K60Pで取れたほうがいい…などなど…。
まあ、OyZがどんなカメラがいいのか聞かれると、何を撮りたいのかは聞きますが、やはり予算が最大の判断基準になると思います。
いくらでもいいなんて方も過去いらっしゃいましたが、全くの初心者であれば、ひょっとしたらごみになってしまうかもしれないカメラですので、その方を見て、いろいろ話して、これが似合いそう…とかで決めていきます。

本当に必要なものとは、気にいるか気に入らないか…で決まります。
ナンジャそれ!って思うかもしれませんが、お気に入りであればスペックなんてあまり関係ないし、超格安の中古機でもいいわけです。
カメラは50年前のものでも使える物はまだまだあったりします。
もちろんフィルムですけどね!
未だに使える古いカメラは、基本機能がしっかりしており、壊れないということです。
その点、デジカメはちょっと注意が必要ですけどね。
それほど古くなくても、結構使うとストレスがたまるような機械もあったりします。
要は何にストレスを感じるかですね。
フィルムカメラと比べ、基本機能が散らばってしまい、ファインダーをなくしてしまった機種とかで望遠で野鳥を撮るとかはストレスだらけになってしまいますよね。

後は、手にしっかり馴染むとか、触り心地がいいとか、ダイヤルの感触が好きとか、大きさが手にマッチするとか…。
近くで一番規模の大きな量販店に行って触ることですね。
気に入りそうなメーカーはショールームに行って、色々レンズを変えてみて触るとか。
車はディラーで試乗して買うかもしれませんが、ちょこっとディーラーの近所を回るだけでいいか悪いかわからないですよね。
ただ、車は基本機能が欠落しているような車種はありませんし、町中でいくらでも見かけるものなので、想像もつきやすい。
でも、デジカメはあれっと思うことができなかったり、シャッタースピード変えるのにどうするのかわからなかったりすることが多々あります。
なので、触り倒す、自分が何を撮るのかイメージしながら、ファインダーを覗いてシャッターを押す。
望遠に変えて連写で流し撮りとか…うまく振り回せるかイメージする。
大型量販店ではレンズも色々用意されてるので、そうしたこともその場で簡単にできるわけです。
そして最後はどう感じるか!
好きと感じる、気持ちいいと感じる、お気に入りになりそうと感じる。
まあそこまで感じたら買ってみることですね。
そして、以前にも書きましたが、1万枚くらいは撮影してみる。
そこまで来て、なんだか他のカメラが欲しくなってきたらドナドナドーナ〜、ですよね!
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