TIPS.959 93,982万Kmの旅

959.新しい年が巡り、また新たな93,982万Kmの旅が始まっています。
全人類と様々な生命体を乗せ、地球は時速約10.7万キロで、1年間で約9億4000万キロの周回軌道を移動します。
普通に考えれば、猛スピードの非常に危険な乗り物。
でも、45億年問題なく動いているので、おそらくあなたが生きているうちは、大きな問題が起こる確率は極めて低いと言えます。

昨日は初出勤でまあ適当に解散になったので、梅田駅前のヨドバシカメラでEOS R1を触ってきました。
なかなかの使い心地で、かゆいところに手が届き、突き抜けて、これなら何でも撮れそうな気がしてきますね。
AFの速度と追尾の粘りが、Oyzの現用機と比べると隔世の感です。
まあ、100万超えるボディーですので、おいそれ手出しできませんし、それを使い倒せる環境にもないですからね。

今年もまた色々新製品が登場しそうですし、ずば抜けた性能や機能を持った機材も出るでしょう。
それらは、一瞬を逃さず、最適な設定とSNS受けする1枚を残すかもしれませんが、フローになってしまう写真ではなくストックアートとなるような写真を撮りたいですね。
昨日の売り場で、Fujiの新機種がないかと見てましたが、一生懸命最新機種を売り込んでいる、メーカー派遣の販売員の話に聞き入ってしまいました。
どうも、相手の女性はCanonのレフ機からFujiへの乗り換えを考えているようで、販売員はCanonユーザーでもあったようで、Canonの機材と比較してなかなかポイントを抑えた説明をしていました。
女性はFujiのフィルムシュミレーションが使いたいのか、色々質問していましたが、Fujiの色を出すためにはすべてFujiの機材を使い、Rawで撮って現像もFuji純正のアプリを使わないと、Adobeのソフトを使ったりすると台無しになるというのです。
確かに間違ってはいないし、全てFujiで統一してもらうのがメーカー販売員としての目的かもしれませんが、女性がどんな写真を撮りたいのか、全く聞きません。

まあ、撮りたい写真がなにかをスパッと答えられる方も少ないかもしれませんが、普段どんな物を撮るのか、色に対するこだわりはどんなところか、写真をどんなふうに見たいのか、なんのために写真を撮るのかなど、色んな角度から本人も自覚していないような欲しいものを炙り出せるかもしれません。
ちょっと女性は困ったような感じで、まあもともとFujiが欲しくて色々調べて来たのでしょから、最新の上級機をお買い上げ…!
販売員としては成功なんでしょうね。
Fujiが嫌いにならなければよいのですが…。

で、ところで、Adobeが全プランを値上げするようですね。
1月15日以降の課金から上がるとか。
そんなのなんにも案内なかったし、Adobeアカウントにログインしても何も出てこず、サポートFAQにやっと掲載がありました。
いつも使ってるフォトプランも、月額¥1,180−から¥1,780−と、一気に600円も上がってしまう…
年間¥7,200−の出費増です。
そしてもうちょっと見てみると、年間一括払いだと、¥14,080−で、ほぼ今までの金額と変わりません。
これは変えない手はないと、あわてて支払い方式の変更をやりましたが、サイトの案内通りにはいかずエラーが出る始末。
どうもアカウント管理のシステムが、いまいちイケてないようです。
チャットによるサポートで待ちに待って、やっとオペレーターが出たのに、クレカ登録のやり直しのリンクだけ教えられて勝手に切られてしまう…というてひどい仕打ち。
更にそのリンクもアクセス拒否されて繋がらないなど、踏んだり蹴ったりで、もう一度サポートチャットを最初からやり直しです。

次のオペレーターはまあ普通に話せる方で、いろいろ状況を説明すると、一旦今の月額プランを退会処理するので、その後見積書をメールで送るので、そこにあるリンクから新規発注するように案内され、これは大成功に終わりました。
もし、みなさんも、値上げ?初耳〜!なんて方はよーくサイトを確認して、自分がどんなプランになってるか確認されるのが良いと思いますよ。
ちなみに1月15日までなら¥1,180−プランも新規購入はできるようで、でも月額プランはすぐに新料金適用になり、年一括払いプランだとそのまま来年も請求が来るようですね。
そして、1月15日以降のフォトプランは、1TBのクラウドストレージ付き¥2,380−のみとなるようです。

何でもかんでも値上げのおり、仕方ないのかもしれませんが、サブスクサービスのステルス値上げは困ったものですね。
それでは、みなさん今年もよろしくお願い致します。

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