874.花火や星撮りには、三脚が必須です。
ライトアップやイルミネーション、夜景撮影にも三脚があれば撮影のバリエーションが増えますよね。
夜の町中で人を消してしまうとか、流れる水が白い布のようにグラデーションができるとか、海の波が消え幻想的な反射するような水面になるとか…。
スローシャッターによる、いろんなギミックも使えるようになります。
でも、三脚っておもったより高いし、大きいし、重いし…。
そんなもの普段の撮影で持ち歩くなんてできない…。
そうですね、三脚もいろいろなものが売ってますので、持ち歩きやすく、コンパクトで軽いものから始めるのがいいかもしれません。
でもね、三脚は大は小を兼ねる…、高くて大きい物が良い…、そんなカメラ用品なのですよね。
安いものからカメラより高いものまで、いろんなものが売られてますが、どれを選ぶのか迷うところです。
まずは自分のカメラの重さを知りましょう。
カメラと持っている一番大きなレンズ、望遠レンズを合わせた重さですよね。
多分、ミラーレスカメラにズームレンズキットの方は800gくらいのところでしょうか?
少し大きい機種でも1kg行かないところだと思います。
三脚には耐荷重…、どのくらいの重さのカメラを載せられるかが…が明記されてますので、自分のカメラの重さの倍以上の耐荷重のものを買うのがいいですね。
倍以上にこだわることはないのですが、三脚はカメラを固定して動かないようにする道具ですので、カメラに比べて貧弱だと、風で揺れてしまったり、操作したあとの揺れがなかなか収まらないとか、場合によってはカメラが重すぎて倒れてしまうなんてことになったら、これがホントの本末転倒!ですよね。
まあ、1.5Kg程度の耐荷重なら、Amazonで1000円台で買えるものもたくさんありますよね。
![]() |
【Amazon.co.jp限定】 HAKUBA 4段三脚 W-312 ブラック エディション 小型 3WAY雲台 アルミ W-312BK 新品価格 |
オリンパスやパナソニックの小型軽量マイクロフォーサーズ機なら、これでも十分といえます。
ビックカメラとか量販店で安売り山積みになっているものも3000円程度。
NikonのD3xxxクラスやCanonのKissならこのあたりですね。
![]() |
SLIK 三脚 GX 6400 4段 レバーロック 21mmパイプ径 3ウェイ雲台 クイックシュー式 216835 新品価格 |
量販店で実物を見て、これ足細すぎて頼りないねとか、雲台(カメラを載せる一番上の台)がプラスチックでちゃちいね…、と思うようなものは避けたほうがいいですが、まあそれほど使わないかもしれないので、高いものはもったいないですよね。
そして、立ち位置でカメラがちょうど顔の前まで来る高さのものが欲しいですね。
これがなかなか安いものでは、どうしても低くなってしまいます。
まあ、ちょっと撮りにくくなりますが、座って撮ってもいいので、懐具合との兼ね合いですかね。
三脚はその素材で大きく分けて2つに別れます。
脚がアルミ製のものとカーボンファイバーのものですね。
カーボンファイバーのものはすごく軽くて頑丈で安定感がありますが、値段が一桁上がってしまいます。
いま一番安いカーボン三脚が、アマゾンベーシックのトラベル三脚で¥9,980-ですね。
![]() |
Amazonベーシック トラベル三脚 130cm 5段 小型 自由雲台 カーボン キャリングケース付き 新品価格 |
アマゾンベーシックは安くて品質、性能はそこそこの商品が多いですね。
もちろん中国製ですので、作りはそれなりですが、コスパは最高ですね。
まあ、軽いと言っても脚部以外はダイキャストだったり鉄だったりしますので、小さなサイズの三脚ではそれほど差がつきません。
ここは別に高いもの買わなくても、アルミでもいいかなぁ~と。
そしてもう一つ大きく違いが出るのが、雲台の操作性です。
自由雲台と言われるボール状の上下左右に自由に回転する形状のものと、3Way雲台と言って上下左右にそれぞれ別々に調整ネジがついているものですね。
自由雲台は調整機構が単純で小型化できるので、トラベル三脚と呼ばれる持ち運びし易さを狙ったものに多いですが、カメラの構図のとりやすさは3Wayのほうがわかりやすいかもしれません。
どちらがいいとかいうものでもなく、安価な機種では3Wayが多いですね。
自由雲台は¥5,000-以上の中級クラスのものになってくると思います。
CanonのxDクラスとかNikonの三桁クラス、いわゆるフルサイズ一眼とかで使うなら最低限このクラスかなぁ~、という感じですね。
このクラスはいま中華製がとてもお手頃価格で、結構物が良くなってきて、ブランド品と遜色なくなってきています。
まあ、でも作りはそれなりなので、ブランド品だったら数万円もしそうなものと、ほぼ同じ仕様のものが1万円以下で買えますので、細かい作りが気になる方は避けたほうがいいかもしれませんけどね。
要は精度が少し緩かったり、加工が完全ではなくバリが出ていたり、ちょっと潤滑剤を入れてあげないとやたら硬かったり…、色々使う上での一工夫が必要になることもしばしば…。
不良品も多く、Amazonで買えば即クレーム返品できますので、結構クレーム対応してもらうケースも多いです。
まあ、そのへんの手間を惜しまなければ、コスパは最高なのでOyZも愛用してますよ。
そして三脚は買ってもそれだけでは花火撮影はできませんよ~!
レリーズが必要になります。
何それ…、ですよね。
シャッターボタンをリモコンで押すスイッチです。
これがないとせっかく三脚で固定したカメラを、直接シャッター押しに行くとカメラを揺らせてしまいますよね。
カメラに直接手を触れずにシャッターを押す事ができるのが、レリーズです。
これも純正は結構いい値段しますので、中華製の互換品が安いですよね。
まあ、最近のカメラはwifiがついている機種なら、スマホからコントロールできるものも多くなってきてますので、それもありなのですが、バッテリーがすぐになくなってしまう恐れが出てきます。
特に冬の寒い中での撮影は、バッテリーもすぐ弱ってしまいますので、要注意ですね。
スマホ撮りするなら予備バッテリーを2本は持っていきたいですね。
スマホ側のバッテリも必要ですよね。
でも、スマホとの連携やカメラの操作が複雑になるので、予行演習が必須ですね。
ぶっつけ本番では接続できずに終わってしまう…なんてことも。
それと、スマホ側でシャッター押しても、実際カメラのシャッターが切れるのは少し遅れる。
花火とかで撮りたい時を狙う撮影では、ちょっとうまくいかないこともあるかもしれません。
ですので、それほど高いものではないので、レリーズはあったほうがいいですね。
カメラに寄ってコネクタが違うので買うときは気をつけてね!
いやー、なんかいろんなものがまたいるよね…。
カメラ買ってお金ないのに、またまた出費がぁ…。
そのうえ毎週出かけるのにもお金かかるし、カメラ趣味は大変だわぁ~!
と思ってしまいましたか…。
まあ、最初必要なものを揃えるのは仕方ないのですが、一旦揃えばそれほど買い換えるものでもないし、三脚なんてそれほど使うものでもないので、一生モンとまでは行かないでしょうが、OyZも30年位前の三脚まだ持ってますよ。
壊れれば捨てるし、どこかに忘れてきたり、置きっぱなしにして無くなったりしたら諦めつくのですが、そこそこガタは来てるもののまだ使えるし…、なのですね。
そんな三脚で良ければお貸ししますよ…。
ゆるもやカメラのコンセプトはチープシック!
出来る限りお金はかけず、最大限に写真で楽しむこと…!
まあ、メンバーのなかにはすぐ25万円のレンズや、40万近いカメラを毎年買ってしまう人もいますけどね。
自分らしい写真は、今持っているもので撮ることを極めることです。
それが40万のカメラでも、3万円の型落ちミラーレスでも、写真を撮る貴方が自分らしさを見つけた時、いい写真が撮れるはずですよね。
三脚にうん十万かけて、星や一瞬の風景を一生懸命狙うメンバーもいます。
それはパリッと素敵な星景写真のプロに遜色ない写真が撮れます。
さあ、同じような写真を撮りたいと想うか、また違った星の美しさを捉えることができるかは貴方次第ですよね。
とりあえずは今週末の花火撮影、三脚のない方は誰かから借りてもいいので調達しておきましょうね。
三脚ないと楽しさが半減していますよ~!





この記事へのコメント