TIPS851~月夜の悩み…!?

851.満月の夜のダリア園ライトアップ、なかなかイメージ通りには行きませんでした。

結構ご一緒したみなさんも苦労されてた様子。

まあ、初めて行ったんですから、しょうがないでしょう。

ライトアップと言われても、なかなか想像がつきません…。

で…!行ってびっくり…超強力ステージ用ライトの照明です。

まあ、よく考えればかなり広い園内に、それほどたくさんの照明を置くわけにもいかず、噴水がセンターにあるので、そこは水中からのライトで予想通りです。

入り口すぐのところ地上4メートルほどの高さに、10灯ほど集中的にスポットライトがあり、園内全体をかなり遠くまで照らしています。

ライトアップ用の照明はほぼこれで終了。

強力な光が横から照射されていることになります。

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ライトの当たっているところと、影のところとのコントラストが極端!

昼間と暗闇ですね。

ちょっとこれほど強い光とは考えてませんでしたので、なかなか手に負える雰囲気ではありません。

割と低い位置からの光のため、花がちゃんと見えるところと全く見えないところができてしまっています。

ふわ~っと俯瞰していい子を探す、いつもの作業ができなーい!

なんか行き当たりばったりで撮るしかなくなってしまいました。

ダリアの花はそれぞれ個性的で、色んな種類、色んな色があるわけですけど、なかなかそれを選択する余裕が無い!

とりあえず光のあたり具合がいい感じのを探すしかありません。

さらにストロボを使おうとすれば、ライトが当たっているところはストロボとの二重露光になってしまいますので、影のところを探すことになります。

そんな暗いところのイイコを探すのはより難しい。

なかなかバランスよく光の当たっているイイコと、その背景が光で彩られるような場所を探すのですが…、うーん、何度も同じところを行ったり来たり…。

いつも花は背景をどう作るかがポイント…と言ってますが、選べる背景はなかなかないし、明るさのバランスが取れた場所はほんとに限られるので、背景を切り捨てる…という選択肢も考えないといけません。

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そうこうしているうちに、多かった雲が晴れてきて月が出てきました。

月齢16.9で、すこうし右上が平たくなり始めている…と言った感じです。

早速月と一緒に撮ろうとするわけですが、目の前の花との距離差をどう処理するか。

どんなに絞り込んでも両方にピントが合うはずがありません。

まあ、50mm以下のレンズを使えば花と3m位の距離で、F16以上にすれば後方被写界深度がほぼ無限大になってくれる感じです。

でも、50mmレンズで花から3mも離れると結構小さくなってしまいますし、月も点でしか映らなくなってしまいます。

まあ、両方をそこそこ大きく写し、さらに両方にピントをあわせるのは無理!ということですね。

こうなってくると何が一番きれいに写せるか…iPhoneですよね。

それか、センサーサイズの小さなコンデジです。

OLYMPUSとかのマイクロフォーサーズ機もフルサイズ機よりは2倍有利、ということになります。

50mmレンズでも換算100mmですので、そこそこアップで写るし、月もそこそこ大きく写せることになります。

うーん、APS-Cでもいいので、もう一台持ってくるべきだったかぁー、と思ってしまいましたね。

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まあ、両方ピントは諦めて、月か、花か…。

やはり普通は花ですかね。

事務所棟にギャラリーがあって、そこに満月の中に入ったダリアの写真がありました。

もちろん月はぼやけてますけどね。

だから月かどうかは判別付かない…、と言ってしまえば作者に失礼かもしれませんけどね。

なんとか月も入れて…と、構図を探したり、ストロボとの光の強さを探していたり…結構忙しい撮影になりましたが、そうこうしている間に月はどんどん高度が上がっていきます。

20:00頃になると、ほぼ快晴になってきましたが、月もかなり高度が高くなってしまい、見上げるように撮らないといけなくなってきました。

お腹も空いてきたので、そろそろ終了ですね。

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で、結局どんな写真が結構いい感じか…!

普通にストロボも三脚もなくて、手持ちでISOあげて撮るのが一番良かったりして…!

カメラもAPS-Cかマイクロフォーサーズですね。

そう、花撮影に機動力は大事!

月が出ればすぐにアングル変えてかがみ込んで撮れたり、ピント位置も色々変えてみながら花と背景の位置を探りながら撮る…。

やはりポートレートと共通ですよね。

月にすこし雲もかかって朧月夜の雰囲気なら、ピントあっていなくても背景としては十分成立します。

ストロボ焚いてオレンジフィルタでカラーシフトして、浮かび上がる月と花のコラボ…とイメージしましたが、なかなかイメージ通りには行きませんでした。

まあ、この撮り方ならライトアップはいらないですからね。

ライトアップは使ってる照明器具の色温度が4,000K°くらいなので、カラーシフトには逆に邪魔になってしまいます。

そんな面倒なことせずに、素直にいつもの手持ちで撮っておけばよかった…と、次行くことがあればそうしよう…と思うのでした。

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