TIPS840~最近の式場事情

840.昨日は台風一過でとてもいい天気でしたね。
ぐずぐずしていた台風も秋風に乗ってあっという間に通り過ぎた…、と思いましたが、夏のような暑さはまだ9月半ばだったことを思い出させてくれました。
この週末、久しぶりに結婚式と披露宴に行ってきました。
ここ10年くらい行ってなかったかなぁ…?
結構、立て続けに行ったのは20年以上前ですね。
そして、最近の傾向なのか、昔と比べるとスピードアップ、コンテンツ盛りだくさん…。
かなりあわただしい雰囲気で、次々と出し物が展開していく…。
おめでとうの雰囲気を盛り上げるスピード感はいいのですが、もうちょっと余裕がほしいと思ってしまうほどでしたね。
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一応参列者なのですが、もちろん写真も頼まれています。
頼まれた時に確認したこと…、ちゃんとプロのカメラマンが入ること、集合写真とか親族一同写真は撮らなくていいこと...、参列者の写真を多くとること...などなど。
要は公式な写真はプロに任せるよー…という念押しです。
そのうえで、気の利いたスナップやプロが録らないような写真、新郎新婦がいない写真などを多く撮る、ということですね。
今時、スマホや携帯まで含めるとほぼ全員カメラを持っています。
新郎新婦の写真は山ほど撮られるわけですよね。
そうではない写真を撮る…、後から見てあーこうだったのねーとか、あの時こんなことしてたのかー…と、二人が知らないところの写真とかですね。
そう言われて、イメージ湧いてきましたか?
自分が頼まれたとして、いろいろ考えが浮かんできますか…!
考えてみる…ということが、とても重要ですよね。
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メイクが終わったところの、着付け室から撮り始めました。
もちろんその前に親族控室の写真もね。
ここはプロはこないですからね…!
でもメイク中から撮れるか聞いてみたら、部屋が狭くて厳しいとのこと…。
それにすでにプロが撮ってましたね。
最近の式場カメラマンは、こんなところから撮るのかぁ…と。
まあ、どの段階から撮っていたのかは写真見てないのでわかりませんが、なんか最初から最後まで、一番大変な役回りじゃないか…、と思ってしまいましたね。
ここでのイメージは、メイクの仕上げの頬紅や紅筆を入れるところですが、もう完成してましたね。
自然光は入らない部屋でしたので、いまいち光の入れ方も、イメージしていた通りには行きません。
ホワイトアウトしてしまうような寸前の写真が撮りたかったのですけどね。
なかなか明るい自然光のはいるメイク室もないのかなぁ…と思ってしまいます。
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そして、受付の雰囲気やロビーで開場待ちの様子など。
ここは新郎新婦が見てないところですので、ここの写真がいっぱいあってよかったと言われましたね。
最近はウェルカムボードをみんな意匠を凝らして設置してますね。
もう、昔あった行灯式のご両家披露宴会場の看板は見かけませんでしたね。
新郎新婦の写真やお気に入りにグッズなど。そのものの写真もいいのですが、やはり人を絡めて、式を待つそれぞれの人の思いのようなものがとらえらえれればいいな~と。
厳かに時間が過ぎるのを少し惜しむような雰囲気ですね。
式は教会でしたので、みんなで参列してフラワーシャワーです。
こうしたことも事前に情報があれば、どんなアングルで何を撮るかイメージすることができますよね。
式場では新郎側と新婦側に席が分かれますが、この時、カメラは新郎側からでないといけません。
言うまでもなく、花嫁の顔が見えるからですね。
たが、この日の会場は新婦側席のほうが全面ガラス張りで外光が入るのですが、新郎側は壁です。
これは逆じゃねぇ…と、カメラマンとしては思ってしまうのですよね。
まあ、でも、二人並んだときは新婦が窓に近い方か…、まあ、そんなことを考えてしまうのは写真家の性でしょうか?
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今回はロケハンは全くできずでしたので、前もって会場を認識したイメージ作りはできませんでした。
いきなり会場に入って、ある程度席も決められた中で、どこに陣取るか。
そして、どんな式次第、進行になり、披露宴に至ってはどんなエンタメ、出し物があるのか、ほとんど前もっての情報なしで行くことになりました。
まあ、プロはそんな状態では仕事になりませんよね。
当然式場お抱えのカメラマンですので、会場のレイアウトや光の入り方、照明の当てどころなどはもう繰り返しやってること。
結構70-200の望遠でストロボなしで撮る専門の担当がいたのは、へぇー…と思いましたね。
OyZも70-200は持っていたのですが結局出番なし、やはりレンズ交換の手間を考えると、カメラ2台体制が必須になってきますね。

結構進行が早く、アトラクションやイベントがいっぱいで、なかなか余裕がとれないのです。
ありきたりのスナップになってしまい、少しいろいろ工夫して撮ろうとしても、そんな余裕がない!
光の状態が良ければもう少しいろいろできたのかもしれませんが、披露宴会場は大きな窓になっているのにブラインド状のガラリがはまっているのですね。
うーん…なんかもったいない!
それに披露宴始まって挨拶のスピーチが終われば、もうみんなカメラを手に新郎新婦の周りに群がってしまって、まあ、昔はカメラ持ってる人のほうが少なかったのでこんな風にはならなかったけど、様変わりだなぁ~という感想です。
その分プロが撮る写真のハードルが上がってしまい、一人では撮り切れずスチル2名、ビデオ1名の体制!
披露宴の終わりにはエンドロールのビデオが流れ、ついさっきの挨拶シーンや式の様子などが編集された映像で、まあ、この手早さはプロの仕事ねっ…という感じでしたね。
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司会進行役と少し話したのですが、今、この手のホテル挙式は、素人司会はお断りしているそうです。
なぜなら、時間厳守できないから…。
予定のあいさつやアトラクションをこなし、エンドロールの時間までもう分単位のスケジュール管理です。
突発的に時間が伸びるケースもあり、如何にスケジュール通りに収めるかはプロでないと制御できない。
OyZも何度か友人から司会を頼まれたことがありますが、そんな時代もあったの…ですね。
それとどうしても絵になる瞬間になると、みんながワーッと写真を撮りに行き…、それを収めるにも時間がかかる。
なかなか難しい時代になってきたのを実感しましたね。
そして会場側も必死でホテルを使ってくれる顧客集めをしないと、どんどん式そのものが省略されてしまう。
地味婚というよりエコ婚がはやりですよね。
少しでもいいイメージを作るために複数のカメラマンを入れたり、画像編集を現場でやってしまったり。
まあ、パソコン一つでできる時代の恩恵というか、エンドロールに至っては時間通り終わらせる技ですね。
ますます結婚人口が減り、式場も生き残りをかけないといけない。
どんどんサービスはエスカレートし、カメラマンは安いコストで疲弊していく…。
そんな一面を垣間見てしまった結婚式でした!


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