TIPS834~使いこなすということ…?

834.機械は使いこなさないとダメ、機械に使われたり、必要なことを知らずに使っていると、それは重大な事故につながる…、昨日言いたかったことです。
使いこなすというのはその機械の持っている機能をすべて理解し、マニュアルのように答えられる…、ということではありません。
細かい機能すべてを知る必要はなく、その機械の本来の目的とそれを達成するための必須機能とその操作、その必須機能が何かを見分ける知識…、これが必要なのですね。
車の場合ですと、人や荷物を載せて、走る、止まる、曲がる…これが基本機能です。
ドアの開け方やエンジンのかけ方、これを知ってないと車に乗る事すらできないのですが、これらは必須機能ではありません。
一回聞いてできればそれでよいこと…、なのですね。
アクセルとブレーキ、ハンドルと変速操作、これが車の基本機能を操作するためのもの、ということになります。
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カメラの場合は絞りとシャッターです。この二つがカメラの必須機能であり、常に操作しなければならないもの、ですよね。
あれ?ISOは…、と思ったかもしれませんが、それは付帯する設定の一つで、基本撮影時に頻繁に触るものではありません。
車にたとえればエンジンの馬力の調整ができる機能のようなもので、普段は燃費や急加速しないように少ない馬力にしておいて、いざというときにフルパワーにできるような機能という感じです。
フルパワーにすると燃料は食うは、乗ってる人は振り回されるは、場合によっては道路から飛び出して事故に…なんて、ISO感度で事故が起こらないのはカメラのいいところですけどね。
でも、ISO上げ過ぎてノイズだらけの写真になっても、それはそれで残念かもしれません。
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カメラは1990年ころから、基本機能の絞りとシャッターがブラックボックス化され始め、オートモードになりPモードとかスポーツとか風景…なんてモードで撮るのが一般化したのですね。
車はちょうど今、ブレーキやアクセル、そしてハンドルの自動化が始まっていて、変速操作はとっくの昔に自動化され、オートマ車は新車販売の98.7%と言われています。
変速、そんなのあったっけ?でしょうか?
オートマ免許が1991年に創設され、車が趣味でない方はみんなそっちで取るようになった。
でも今でも約半数弱はマニュアル免許を取るらしいですね。
トラックにでも乗らない限り、もうマニュアルの車なんてほとんどないのですけどね。
幸いカメラは免許がないので…?オートしか使っていなくても、いつでもマニュアルで撮影することができますよね。
そして、趣味として、好きでカメラを使おうとしているのなら、オートマではない…ということですよね。
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車を使いこなすということは、まずは運転に長けるということ。
基本機能を操る操作系が手になじみ、手や足と車が融合する感覚、いわゆる人馬一体ならぬ、人車一体になる…と言われる感覚があります。
手の先、足の先が車という機械につながっている感覚ですね。
身体の感覚の延長として、タイヤの位置やボディーがどこまであるかなど、そしてこのスピードで走っていてハンドルをこう切ればこうなるだろうという予測、ブレーキを踏んだ時にどうなるか、濡れてるから滑るなぁーとか、あそこまでには止まれるなぁ~と感じる。
車の運動性能と状態予測が身につく…、これが車を使いこなすために必要なこととOyZは考えます。
めちゃくちゃハードル高いですよね。
そう、車ってそれほど難しい機械なのです。
だから自動化がなかなかできず、カメラからおくれること30年でやっと今自動化が始まっている。
でもね、趣味や好きで車に乗る人は車を操る喜びを知っています。
それは自動化と正反対で、全てを自分の手足で操りたいのですよね。
そういった人はマニュアルミッションの車を支持しています。

そうですね、あなたもカメラを趣味や好きで使おうとしている限り、マニュアルで扱わないと、扱えないとダメなのです。
そして、マニュアルで扱えるうえで、オートを使うのはありです。
マニュアルミッションで運転できる人がオートマに乗れば、オートマしか乗ってない人よりはるかにうまく運転できます。
それは機械のことが分かっているからですよね。
オートで使っている限り、機械のことはわからない、ということですね。
カメラが手の一部となり、指とシャッターがつながっているような感覚、シャッターを押したときにカメラがどのような動作をしているのか、性能上これはちょっと無理があるとか、この設定ではこんな結果になるかもしれないとか…、そうした性能や状態を把握し予測できる…ようになることが目指すべき使いこなすということ。
カメラにしろ、車にしろ、この、「性能を把握し状態を正確に予測できる…」というようになるためには、慣れるしかありません。
前にもお話ししたように、ちゃんと考えて慣熟するまで繰り返し練習する…ですよね。
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カメラにしろ車にしろ、物理的な作動部分がある工業製品です。
パソコンやスマホとはちょっと違います。
カメラはかなりソフトウエアで制御していて、スマホに近くなってきていると言えますが、車のコンピューター制御はまだ始まったばかり。
要はカメラや車は、パソコンよりもまだ自転車に近い機械と言えると思います。
自動化が進化し、ソフトウエアが支配するような機械にそろそろなりつつありますが、マニュアル操作ができなくなったとき、それは別の機械に変貌したということだと思います。
そしてそうした機械しか扱わなくなった人は、古い自動車や写真機は使えなくなり、車を運転する能力や写真を撮る能力は退化する…ということですね。
すでに、人の感覚の退化は始まっています。
最近駅でやたら他人が近くに立つとか、持ち物をぶつけられるということが多い気がします。
人の持つ空間認識力が退化しているのですね。
自分の荷物が体の延長としてどこまであるか、人が意識しているパーソナルスペースに混雑してないのに侵入してくる輩が多い。
ちょっと面白いまとめがあったのでリンクを貼っておきますね。
パーソナルスペースがわかれば、人付き合いや恋愛がうまくなる - NAVER まとめ

男女関係では特に重要…ということで…!

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